タイムテーブルで映画を分析しよう
その2

        なぜ『ゴースト』なのか




 どうボクが映画を分析しているのか。お手本として使う作品は『ゴースト ニューヨークの幻』。ハリウッド映画の名作ラブストーリーです。

 なぜ『ゴースト』を取り上げるのか。もちろんボクが好きだというのもありますが。
 典型的なハリウッド映画なので、割とタイムテーブル通りに展開してくれる。教科書にちょうど良い。

 またライトノベルばかり読んでいると。バトルの連続がストーリーだ、みたいな認識になっている人が大勢います。その認識のまま、どうにかストーリーを捻りだしたとしたら、どうなるか。誘拐された美少女を救い出そうとして、転々とあちこちで戦う。具体的には『天空の城ラピュタ』みたいなのを作ってくる場合が多いわけです。
 違うんだ。そういうのは劇的でもなければ、ドラマでもない。「ストーリー」じゃない。

 その点、『ゴースト』はラブストーリー。気持ちの変化で物語が進む、ドラマです。
 しかもラブストーリー要素はラノベには不可欠。ファンタジー要素だってあります。まさに、ラノベには持ってこい。
 みんなにとっても参考になるはずです。


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