奥行きのある風景を描こう:4

     お題となる舞台を作ろう(2)



【風景ノック】
 そして、お待たせしました。風景描写の百本ノックができるよう練習問題を考えておきました。
 風景描写のお題を、どう決めるか。悩んだ末、易占いが最適ではないかと思い至りました。
 さっそく、やり方を紹介しましょう。

 表と裏のあるコインを七枚、用意してください。その七枚のコインを、サイコロのように投げます。
 そうして表と裏が、それぞれ何枚あったかで、出目を決定します。出目に対応した風景は、以下の通りとします。

●表が7枚 : 乾 : 寺社史跡。
●表が6枚 : 坤 : 平野。
●表が5枚 : 震 : 町。
●表が4枚 : 巽 : 森林。
●表が3枚 : 坎 : 湖沼や海。
●表が2枚 : 離 : 工場。
●表が1枚 : 艮 : 山。
● 全て裏 : 兌 : 川か道。

 コインは二度、投げて下さい。最初が遠景、次に近景になります。はい、これでお題となる舞台ができました。
 つまりは8×8で、64パターン。好みによっては四季の違いも加えて更に256パターンになります。たくさん練習できるぞお。


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